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この記事でわかること
- ドルコスト平均法の仕組みと具体例
- メリットと、「意味ない」と言われるデメリット
- 一括投資との違い
- 向いている人・向いていない人
結論|意味がないわけではなく、「向き不向き」がある
ドルコスト平均法は、価格が変動する商品を毎月同じ金額で買い続ける方法です。高いときは少なく、安いときは多く買うことになり、購入価格を平均化できます。「意味ない」と言われることもありますが、購入時期を分散し、感情に左右されず続けられるという点で、毎月の収入から投資する多くの人に向いた方法です。
ドルコスト平均法の仕組みと具体例
毎月1万円ずつ、4か月間購入する例で考えてみましょう。価格は「100円→50円→80円→100円」と変動したとします。
| 月 | 価格(1口) | 購入金額 | 購入口数 |
|---|---|---|---|
| 1か月目 | 100円 | 1万円 | 100口 |
| 2か月目 | 50円 | 1万円 | 200口 |
| 3か月目 | 80円 | 1万円 | 125口 |
| 4か月目 | 100円 | 1万円 | 100口 |
| 合計 | ― | 4万円 | 525口 |
平均購入単価は約76.2円(4万円÷525口)で、価格の単純平均(約82.5円)より低くなっています。4か月目に価格が100円に戻った時点の評価額は52,500円で、投資額4万円に対して利益が出ています。
※分かりやすくするための仮の例です。価格が下がり続ける場合は、この結果にはなりません。
ドルコスト平均法のメリット
- 高値づかみのリスクを抑えられる:購入時期が分散されます。
- 感情に左右されない:自動で買い続けるため、値動きに一喜一憂しにくくなります。
- 少額から始められる:まとまった資金がなくても始められます。
- タイミングを考える手間が不要:「いつ買うか」を悩む必要がありません。
「意味ない」と言われる理由(デメリット)
- 上昇相場が続くと、一括投資のほうが成績が良くなりやすい:早く多く買えるぶん、値上がりの恩恵を大きく受けられるためです。海外の運用会社の調査でも、一括投資のほうが積立より成績が上回る期間が多かったと報告されています。
- 下落が続く相場では、損失は避けられない:購入単価は下がりますが、価格が回復しなければ損失が残ります。
- 手数料の影響を受けやすい:購入のたびに手数料がかかる商品では、コスト負担が増えます。
ただし、多くの人は、まとまった資金を一度に用意できず、毎月の給与から投資します。その場合は、そもそも積立が現実的な選択肢になります。
一括投資とドルコスト平均法の比較
| 項目 | ドルコスト平均法(積立) | 一括投資 |
|---|---|---|
| 購入時期 | 分散される | 1回に集中する |
| 値上がり局面 | 一括投資より成果が小さくなりやすい | 大きな成果を得やすい |
| 値下がり局面 | 購入単価を下げやすい | 購入直後の下落の影響が大きい |
| 向いている人 | 毎月の収入から投資する人、値動きが不安な人 | まとまった余裕資金があり、値動きを受け入れられる人 |
向いている人・向いていない人
向いている人
- 毎月の給与などから、コツコツ投資したい人
- 投資のタイミングを判断するのが苦手な人
- 値動きが気になって、一括では投資しにくい人
向いていない人
- まとまった余裕資金があり、値動きに耐えられる人
- 短期間で成果を出したい人
新NISAのつみたて投資枠は、ドルコスト平均法で積み立てる仕組みと相性が良い制度です。積立額の決め方は新NISAで月いくら積み立てるべき?で解説しています。積立を始めるなら、手数料の低い証券会社も比較してみましょう。投資信託の積立や新NISAのつみたて投資枠を利用するなら、投資信託を取り扱う松井証券(PR)
などの証券会社を選びましょう。なお、DMM 株(PR)
は日本株・米国株・ETFの売買に特化しており、投資信託やつみたて投資枠には対応していません。
よくある質問Q&A
Q1. ドルコスト平均法なら、必ず損をしませんか?
いいえ、損をしないわけではありません。価格が下がり続けたり、回復しなかったりする場合は、損失が出ます。
Q2. 毎月いくらで積み立てるのがよいですか?
生活費を圧迫しない金額が基本です。生活防衛資金を確保したうえで、無理のない金額から始めましょう。詳しくは生活防衛資金はいくら必要?をご覧ください。
Q3. 積立をやめるタイミングはありますか?
目標の金額や時期に近づいたら、積立を止めて、値動きの小さい資産に移すなど、リスクを調整する考え方があります。
Q4. 下落しているときも続けるべきですか?
長期の積立では、下落局面で口数を多く買えるため、平均購入単価を下げる効果があります。ただし、続けるかどうかはご自身の家計とリスク許容度で判断しましょう。
まとめ|「意味ない」ではなく「向き不向き」で考えよう
- ドルコスト平均法は、毎月一定額を買い続けて購入時期を分散する方法
- 上昇相場では一括投資のほうが有利なこともあるが、多くの人にとって積立は現実的な選択肢
- 損失を避けられる方法ではなく、あくまで購入時期を分散する方法
- 毎月の収入から投資する人や、値動きが不安な人に向いている
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※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任のもとで行ってください。


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